コミケ声優島の報告

コミケお疲れ様でした。女性声優島の様子が興味深かったので数えました。

カタログと現地の比較

カタログ

こちらは、カタログで名前が挙がっている方を数え上げた物です。 f:id:AOI-CAT:20160817021855p:plain

目視確認

こちらは、現地で新刊と思われるものの表紙を確認した物です。 f:id:AOI-CAT:20160817021905p:plain

カタログにあったスフィアが外れているのは、「スフィア・豊崎愛生戸松遥」に分散しているからです。

同様に「悠木碧」は本人とプチミレに、「田所あずさ」は本人とホリプロへ、「青木瑠璃子」は、アイドルマスターへ、「μ's」は三森すずこ徳井青空ミルキィホームズに分散しました。

おおむねカタログ通りの傾向でしたが、グループや評論系での取り上げ方によって変動が見られるようです。

サークル数が多かったもの

田村ゆかり水樹奈々堀江由衣

水樹奈々さんは、ライブレポ・衣装イラストが多かったです。

田村ゆかりさんは、コミック・イラスト・グッズも多く見られました。

堀江由衣さんは、いわゆるファンブックが多かったです。なお、「やまとなでしこ」の場合は、前述の「田村ゆかり」サークルと同様の傾向です。

ちなみに、2日目コスプレにおいて「内田彩アルバム衣装」のコスプレや「水樹奈々衣装」のコスプレを見かけて新しいことを知りました。

批評・評論

音楽・作品レビュー、イベント・ラジオレポ、ガイドブックを含んでいます。

音楽レビュー、新人紹介、統計、飲食店のガイドブック、ラジオガイド、など最も多様な所でしょう。

現地の状況

最も列が長かったのは、井澤詩織さん10周年記念のご本人写真本でした。2冊セットでサイン入りトート付。完全に島中かつ、申し込み時点では内容不明だったので現地のスタッフおよびサークルさんは大変そうでした。

なお、ご本人は会場内の別の場所でイベント参加されていて、スペースには不在でした。

また、事実上のアイマス関連が5つほどあったので、割と多いですね。

ミューレ(ミュージックレイン)は、スフィア・TrySailそれぞれでまとまっている感じがありました。

スフィアメンバーでは、高垣彩陽さんを評論等で取り上げている方が最も多く見られました。次いで、豊崎愛生さんですが、こちらは評論では無く創作系でしたの他にも創作系を見かけました

雑感

レコード会社系

まず、キングレコードの強さが目に付きます。

サークル数の多かった「田村ゆかり」「水樹奈々」「堀江由衣」、そして若手で勢いのある「上坂すみれ」、いずれもキングレコード(または元スターチャイルド)です。

スフィア・TrySailを擁するミュージックレインも、ある程度の数が見られました。

ラジオ

以前大きな勢力であった.lady(上坂すみれ小松未可子大久保瑠美高森奈津美三上枝織)は、番組終了からしばらく経ち、分散しています。

メンバーでは前述の「上坂すみれ」以外に「高森奈津美」関連サークルが多かったです。

ラジオ単独で目立っていたのは、州崎西(およびシーサイド)です。これは、番組およびパーソナリティの勢いからして納得のいく状況です。

今後の展望

Lady Go!!が終了して、後継番組であるFIVE STARSはまだ助走期間といったところでしょうか、今後が気になるところです。

なにより、スターチャイルドレーベルがなくなり一本化したキングレコードの今後が気になります。

田村ゆかりさん、小松未可子さんが移籍した現在、上坂すみれさんだけが快進撃を続けるかどうかわかりません。

ラジオについては怪気炎をあげる「あみあみ」、新たな可能性に満ちあふれるA&Gと今後の予想も付きません。

冬コミ(C91)では、一体どんな景色になるのでしょうか。

こちらからは以上です

ミリオンライブ!キャスト投票のVisualization

キャスト投票の推移が面白い

アイドルマスター ミリオンライブ!では、「CD&ボイスドラマ キャスト投票キャンペーン」が行われています。

いわゆるシンデレラガールズでの総選挙とは違って、投票券がガチャで貰えるタイプ*1ではないため、Pたちの駆け引きが繰り広げられているようです*2

駆け引きの起きる理由と、その動きについては次の記事などを参考にしてください。

ch.nicovideo.jp

こんな時はデータを眺めるに限りますね。

幸いデータはどなたかがTwitter botとして投稿してくださっていたので、それを利用します。

ミリオンキャスト選挙bot (@ml_castvote) | Twitter

「勇者」もつれ合う登り龍の如く

f:id:AOI-CAT:20160424210408p:plain

一番の注目は「勇者」役です。事実上「七尾百合子(H.N. lily_knight)」「望月杏奈(H.N. vivid_rabit)」のトップ争いです。

これを書いている時点で1位:杏奈(41,264票)、2位:百合子(41,055票)で得票差は209票です!

接戦の行方

接戦が続く「勇者」役と同じく、いくつかの役は数百票の差で1位争いが行われています。

  • 悪徳組長」役は、1位:木下ひなた(30,121票)、2位:徳川まつり(29,964票)で157票差。
  • 「用心棒」役は、1位:福田のり子(16,537票)、2位:北沢志保(15,721票)で816票差。
  • 「幼なじみ」役は、1位:所恵美(24,843票)、2位:佐竹美奈子(24,227票)で616票差。
  • 「転校生」役は、1位:島原エレナ(14,765票)、2位:篠宮可憐(14,373票)で392票差。
  • 「霊」役は、1位:北上麗花(21,231票)、2位:高山紗代子(21,027票)で204票差。
  • 「四天王」役は、1位:松田亜利沙(18,947票)、2位:横山奈緒(18,872票)で75票差。

競っていると伸びるのか

まずは、役ごとの最大得票数の推移を見てみましょう。

f:id:AOI-CAT:20160424212808p:plain

最大得票数が多い役は、上記の得票差が少なく競っている役が多いです。 逆にトップが固まりつつある役は、最大得票数も落ち着いている傾向があります。 f:id:AOI-CAT:20160424212854p:plain

なお、「部長」「お嬢」も2位が追いすがっているのか、2位が逆転されたかつてトップだったのか、最大得票数が多いです。

アイドル別最大得票数

各アイドルが獲得した最大の投票数を並べてみました。 f:id:AOI-CAT:20160424213457p:plain

得票数が少ないアイドルについては、忸怩たる思いのPもいらっしゃるでしょうが、「今回は合う役が無いから、次回に向けてどんな役がいいか」など前向きに話している姿を見かけるなどして、かなり担当毎に傾向が違うようです*3

今後の推移が楽しみですね。(私の投票行動は秘密です)

データ取得環境など

Elasticsearch 2.2.0 + Kibana 4.4.2

mapping

最初はnestedなデータ構造でindexを作成しましたが、Kibanaはnestedなデータを扱えないので、下のような構造にしました。

// nestedなmapping
{"mappings": {
    "voting": {
        "properties": {
            "ranking": {
                "properties": {
                    "vote": {
                        "type": "integer"
                    },
                    "name": {
                        "type": "string",
                        "index": "not_analyzed"
                    },
                    "rank": {
                        "type": "integer"
                    }
                },
                "type": "nested"
            },
            "dateTime": {
                "format": "yyyy-MM-dd'T'HH:mm",
                "type": "date"
            },
            "role": {
                "type": "string",
                "index": "not_analyzed"
            },
            "id": {
                "index": "not_analyzed",
                "type": "string"
            }
        }
    }
}}
//今回使ったもの
{"mappings": {
    "voting": {
        "properties": {
            "rank": {
                "type": "integer"
            },
            "dateTime": {
                "format": "yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss",
                "type": "date"
            },
            "vote": {
                "type": "integer"
            },
            "name": {
                "index": "not_analyzed",
                "type": "string"
            },
            "role": {
                "index": "not_analyzed",
                "type": "string"
            }
        }
    }
}}
curl -s XPUT myserver:9200/index_name -d @/path/to/mapping.js

Twitter Webページから取れる時間書式は悪夢だったので、data-timeというunix time値を取得しました。

なお、指定できるフォーマットはhttp://www.joda.org/joda-time/apidocs/org/joda/time/format/DateTimeFormat.htmlを参照。日付と時刻の区切り文字'T'を指定するのにカンマを忘れて詰まりました。

JSONデータ

{ "dateTime": "2016-04-18T23:14:14", "role": "お嬢", "rank": 1, "name": "周防桃子", "vote": 447}
{ "dateTime": "2016-04-18T23:14:14", "role": "お嬢", "rank": 2, "name": "二階堂千鶴", "vote": 320}

*1:ひとり最大100枚獲得できる

*2:このネットワーク越しの対人戦感覚を「これぞアイマス」と感じている人もいらっしゃるとか。

*3:担当アイドルに似る、特に志保Pは志保さんに似ている気がします

放課後のプレアデス「宇宙のミルフィーユ 可能性と魔法のソース SFを添えて」


TVアニメ『放課後のプレアデス』PV第1弾 - YouTube

放課後のプレアデスTV版、無事に最終話まで放映されまして、感想を書き始めて2ヶ月たってしまいました。

恒星のように輝く可能性、瞬くように去来する懐かしい思い出と少しの戸惑い、丁寧に念入りに素敵な魔法にかけられたようです。

このお話が繰り返しかけてくれた魔法を、ひとつひとつ噛みしめて、少しばかりのSFといっしょにふれていきたいと思います。

子どものころに見た光景

幼いころのすばるたちは、今も心に引っかかって一歩を踏み出すことを躊躇させるような出来事を経験しています。

そしてまた、エンジンのかけらが降り注ぐ流星雨を見ています。

それは、一歩を踏み出せないからこそ、未確定の可能性があるから見えたのでしょう。

まだ何でもないということは、何でもなれる可能性があること。

つまり、観測前の状態の重ね合わせは、どちらの可能性もあるし、選ばれなかった世界も存在する、ということです!

えぇ、私もわかりません。ですから、順を追って世界の謎を見ていきましょう。

未来の可能性と多世界解釈

シュレーディンガーの猫という思考実験を知っていますか? 「量子力学」で「波動関数」が「収縮」することについての思考実験です。まだまださっぱりわかりませんね。

これは、会長の言っている「何者でもないものが広い可能性を持っている」ということに繋がっています。

要約すると次の通りです。 電子は重さや負の電荷を持っています。また、スピン自由度というものも持っています。 このスピンは上向き・下向きのスピンという2つの状態があります。 そして、電子はこの2つの状態を同時に持つことができます。 この電子の状態はいったい上下どちらのスピン状態かわかりません。観測するまでは。 観測すると重ねあった状態がどちらかひとつに確定します。

ここで会長が、第3話「5人のシンデレラ」で言っていたことを思い出してみましょう。

(冒頭にて)

僕が協力者として君たちを選んだのは、君たちが可能性の塊だからだ。 君たちは、様々な可能性が重なり合ったまま、まだ何者にも確定していないどっちつかずの存在だ。

(終わりに)

現実の君たちが何者でも無ければ無いほど、僕はその可能性を君たちの力に変える。

まだ確定(観測)していない状態は、どちらの可能性もある状態。 今を確定すれば未来は決まる。 すばるたちは、まだ何者でもないから、未来はまだ決まっていない。可能性に満ちあふれている。 未来を決めると言うことは、今を確定させることだ。 「未完成は可能性」ということなのです。

量子力学は非常に小さい粒子を扱う学問の領域なので、人間サイズに直接当てはめるのものではないです。 そして、人間の決断や意志というものとは関係ないように見えます。 おもしろいことに、観測することによって状態が収束して確定するという現象は人間が観測することが欠かせません。 観測して認識することができるのは人間(を含む知的生命体)だけですから。 魔法のような科学と、科学のような魔法、この作品のSFでファンタジーという形が現れていますよね。

さて、2つの可能性が同時にあって観測して1つに確定したというとき、もうひとつの可能性はどうなったのでしょう。 もうひとつの可能性が観測された世界が存在する、それが多世界解釈です。 すばるたちが集めていたエンジンのかけらは、可能性によって分岐した世界を部分的に選び代えるものなのでしょう。

参考

www.kyoto-su.ac.jp

魔法とSF

光速を超える情報の伝播は存在しないし、もちろん、物体も光速を超えて移動しない。

だから光が届いて星の終わりを告げるより早く、その姿を目の当たりにしたり、半年後に起こるそれを記憶したままに半年経つ前の世界に戻ってくることは、因果律の破れであり、一種のタイムトラベルです。

SFを突き詰めた先に、あり得るはずのない優しい世界を見せてくれる、優しさは魔法です。

全員で半年後にななこの居た位置に旅していたという世界を選び、同時にだれも旅していない世界も選ぶ、だれも思い出を失わない世界、これがエンジンのかけらが見せてくれた魔法なんです。

こうやってSF要素を読み説いていくと、作品のテーマや構造を読みとっていくことにもなったようです。 魔法もSFも丁寧に世界と物語に繋がっています。

繰り返しはミルフィー

最終話では、すばるたちが選んだ世界で、再び物語がはじまります。 同じことの繰り返しのようで、自分たちが選んで一歩を踏み出した世界です。 それは今までのストーリーで、それぞれがそれぞれの悩みを持ち、繰り返すように彼女たちの思いや決意が語られたのと同じです。

新しい物語がどのように進んでいくかは、私やあなたや彼女たちそれぞれ次第でしょう。もしかしたら、ある一瞬は、いつかの放課後に集まったすばるたちの思い出と一緒かもしれません。 わたしよわたしになれと、彼女たちが彼女たち自身らしくあることで、未来を自分で選びとる。それが同じように暖かい世界を形作りもし、見えなかった世界を照らしもするでしょう。

彼女たちの踏み出す未来への一歩を、星が見守り導いてくれますように。

宣伝をかねて、OPとED

本編を見て、いちいちOPやEDの歌詞のつくりに感動していました。むしろ、最大のネタバレ要素といえます。それほどまでに作品に寄り添っていると、話数を進めるたびに思いました。

鹿乃/「Stella-rium」<初回限定盤> CD+DVD (2枚組) TVアニメ「放課後のプレアデス」オープニングテーマ

何にもないなら何にでもなれるはず

というのは、可能性のはなしそのものです。

fragments(高森奈津美、大橋歩夕、立野香菜子、牧野由依、藤田咲) /「ここから、かなたから」 TVアニメ「放課後のプレアデス」エンディングテーマ

お話しに合わせて1番、2番を変えるアニメは、演出に丁寧さを感じて好きです。

贅沢な自由をもてあます

という言葉には3話の会長の言葉

生まれ落ちた瞬間から、何の可能性も選択肢も持たない者もたくさんいる。

そして、みなとくんの話ともかぶってきますね。

さあ帰ろう、巡り合うために、またいつか

中学生

昔話で自分語りの話です。

すばるたち、そしてみなとくんは中学生です。

みんなと同年代の人に見てもらえたら良かったな、ってそれだけが少し心残りです。

児童書としてのシリーズ展開*1があるようなので、今後の展開も少しは期待していいのかな?

むかし、電プレの奴でエターニアのメルディ&キールが「中学生恋愛」って言われてて、このシチュエーション基本的に大好物なんです。

すばるは「肉食系」なので、ちょっと色が違うんですけど、ずっときゅんきゅんしてました。

趣味嗜好としてはインパクトが無いか市場が小さいのか、あんまり見つけられてないので、プレアデスでしばらく戦えますね。

シンデレラガールズを見るのに必要なたった3つのこと

まえがき

みなさま、おはようございます。

アニメ「アイドルスターシンデレラガールズ」をご覧になって、「こんなにたくさんのキャラ出てきてもわからないよ!」と思っていませんか。

周りを見れば「あそこにもここにもアイドルがいる」とおっしゃる方までいます。

そんなあなたに、ここでは、注目するところは各話3人だけだということをご紹介します。

第1話

f:id:AOI-CAT:20150120003305j:plain

第1話は、満点笑顔の島村卯月、「笑顔です」のプロデューサー、そして渋谷凛の3人だけ憶えておけば大丈夫です。

f:id:AOI-CAT:20150120003306j:plain

もし余裕があるのなら、「本田未央」ちゃん。卯月・凛・未央の3人トリオで覚えておいて下さい。

そして、冒頭ライブシーンセンターのアイドル。まだ名前は出ていませんが、ちょっと記憶に留めておいた方が良さそうです。

第2話

f:id:AOI-CAT:20150120003307j:plain

1話の最後に出てきていた「本田未央」、いきなりの登場です。彼女、1・2話で5回「本田未央」と名乗っていました。さすがにお名前憶えていただけましたよね。

そして城ヶ崎姉妹。妹が金髪の莉嘉、姉がピンク髪でカリスマ女子高生GAL美嘉。美嘉は卯月たちと違う部署ですが唯一「名前テロップ」で紹介されています。

以上で2話の3人です。

f:id:AOI-CAT:20150120003309j:plain

シーン的には1話ライブセンターだった高垣楓さんをプロデューサーが目線で見送るところと、城ヶ崎姉妹の仲よしっぷりを憶えておきましょう。

f:id:AOI-CAT:20150120003308j:plain

ちひろさんは今後ちょくちょく出てくるはずですし、シンデレラプロジェクトのメンバーは、お当番会の話で掘り下げられるでしょうから、今はなんとなく憶えておくだけで大丈夫でしょう。

P向けの話

この記事はシンデレラを見始めた友人のために書いたのですが、そのために「今は」深く憶えて無くてもいい所とした理由などつらつら書いておきます。

なお、友人は「(ニコニコの)コメントで盛り上がっているのが気になるけど、オレはわからんことが多くて気になる(内輪受けなのか?)」「キャラクター多くて(はまると)困る」といったニュアンスの話をしていました。

ブルーナポレオン

第2話時点で最大の驚きである、上条ちゃんと千枝ちゃんに声が付いて注目すべき所ではあります。

マジックアワーやデレラジへのゲストといった動きを見るに、アニメを絡めつつもゲームなどへの活動を活発化させるんじゃないかと思っています。

1話の雑誌インタビューが映ったり、川島さんだったり、ちょっと細かく注目している人への導線でしょう。

ウサミン

事前のプロモーション映像に登場しているけれど、先輩メンバーでもなさそうなので、本編への絡みがあれば別に導入があるだろうというところ。

楽曲

楽曲の「予習」はいらないと思っています。

むしろ、楽曲の生まれる物語を描いてくれるんじゃ無いかと期待しています。

タイミング的にそこでちょうどベストがあるはずなので、アニメが楽曲の最高のプロモーションになるようなことがあれば嬉しいです。

以上です。

「なう」の最初のポスト

まえがき

Twitter、サービス開始から現在まですべてのツイートが検索可能に -INTERNET Watch

Twitterの過去検索の話題を見かけて、誰が最初に「なう」ってポストしたのという記事も見ました。

該当ポストだけを「これ」と出してるだけの記事を見て、いくらなんでも記事としてどうか、全体の一部だとしても手を掛けなすぎる、と思い色々やってみました。

追記

削除されたアカウントやprotectedなアカウントがあるため、「最古のなう」は検索から特定できません。

あくまでも、最初期の「なう」がわかるだけです。

数える

最初の投稿からその年の年末まで「なう」を含む投稿数の一覧です。

f:id:AOI-CAT:20141121000747p:plain

手動で数えられるくらいしかありません。いつ人口に膾炙したのか、意外と時間がかかったみたいですね。これは調べ切れてません。(……っていうか検索漏れしてたりしないよね?それとも鍵付きやアカウント削除が多いのか)

次に、投稿数(時期は同じ)

f:id:AOI-CAT:20141121000735p:plain

ついったー初期の技術者やいわゆるオタクの多い感じがします。

TwitterGraph

follow/followerのつながりをグラフにするサービスってあったよな、ということでTwitterGraphを使用して簡単なグラフを作りました。

Twitterで「なう」を時期指定で検索すると、上記のツイートが一番古いようです。この方、王国民なのですね。

この方から古い順に数名、また、年末までに「なう」を含む発言多い人数名を突っ込んでみました。

f:id:AOI-CAT:20141121001230p:plain

TwitterGraphでグラフを見る

Topiaさんはプログラムを書いたりするということで、プログラム関係の繋がりが多いように見えます。

以上、小ネタでした。

竹達さんと豊崎さん(渋谷系と声優とレーベルの話の続き)

まえがき

前回の記事渋谷系と声優とレーベルの話 - AOI-CAT's diaryは、そもそも竹達彩奈さんの楽曲があまりに沖井さんだったことから嬉しくなって、そこんところを語ろうと思ったが為に書きました。

で、渋谷系×声優だと花澤香菜さんの話を出さないわけには(全部持ってるし)&プロデュースしてるROUNDTABLEの北川勝利さんって坂本真綾さんのバンマスだったよな、と始めたら竹達さんまでたどり着かなかったわけです。

今回は多彩なアーティストが参加されている楽曲が多い豊崎愛生さんのアルバム2枚と竹達さんのアルバムに参加している方を挙げて関係を分析してみました。

ポスト渋谷系

グラフにしたところ、思ったより繋がり無いなという結果に。(それぞれの円はマウスでつかんで動かせます)

エピソードベースで言うと、豊崎さんのアルバムに参加されている「羊毛とおはな」さんは竹達さんも「羊毛とおはなさんみたいな音楽もやってみたい」(竹達彩奈「時空ツアーズ」リリース記念鼎談 (4/4) - 音楽ナタリー Power Push)なんてあったり。

あと、どちらにも楽曲提供しているクラムボンのミトさんはアニメ好きとして有名ですよね。

しろくまカフェ「クラムボン「Rough & Laugh」インタビュー (1/3) - 音楽ナタリー Power Push」とか、花咲くいろはの「クラムボン mitoさんの「はなさくいろは」への気持ちのまとめ。 - Togetterまとめ」や「花咲くいろはで・・・クラムボンとeufoniusとnano.RIPEが出会った~ - Togetterまとめ」で一端がうかがえます。 アニメ アイドルマスターの特典CDへ収録される楽曲を担当されたときのコメント(https://www.facebook.com/clammbonmito/posts/299577806783331)も印象的でした。

たいへんだった割に中身の無い感じですが、以上です。

渋谷系と声優とレーベルの話

はじめに

少し前に「渋谷系と声優と私」みたいな文章がちょっと話題に上がりました。 花澤香奈さんと竹達彩奈さんの音楽活動に渋谷系の流れがあって、当時の渋谷系うんぬんって。 でもそれって「渋谷系と私」*1の話題であって、なんか違うなと。

 

だったら自分の主観を書いてみよう、というのがこの記事の半分。もう半分は客観、というか図表です。 基本的にアニメ・ゲーム・声優側の人で、渋谷系については良くは知らないという方向けです*2

おまけに、ポップンプレーヤーだけにわかる話をつけておきました。

ふたりのキープレイヤー

話の中心は、花澤さんのプロジェクトの北川勝利さん(ROUND TABLE)と、竹達さんとこの沖井礼二(FROG, 元Cymbals)です。いわゆる「渋谷系」の話だとまず、ピチカート・ファイヴフリッパーズギターとなりがちですが。

 

ROUND TABLEは90年代半ばのいわゆる渋谷系全盛期くらいからずっと活動しています。アニメちょびっツ主題歌「Let me be with you」をfeat. Ninoとしてリリースし、それをきっかけに知ったという方もいるでしょう。

沖井さんはCymbals自体が「ポスト渋谷系」と言われることもあるように、後半に「渋谷系」と言われるようになった存在です。声優関係の楽曲提供はここ最近からです。

自分の感覚的には、花澤さん第1期は渋谷系色つよめかなと思います。竹達さんの楽曲は、「渋谷系」だけじゃなくて色々なミュージシャンの姿が見られて楽しいです。

ここまでを何となく図にまとめました。

f:id:AOI-CAT:20140902221629p:plain

思ったより竹達さんへ線が繋がらなかったのですが、前述の通り「渋谷系」だけでない方々が参加してます。

とはいえ、こんな集まりを見せられるとムーブメントは去っても人の繋がりは続いてるんだなぁと思わずにはいられません。

レーベルの話

そうそう、北川さんといえば坂本真綾ライブのバンマスをされていたりするせいか、てっきり花澤さんはflying dogレーベルだと思っていました。

ROUND TABLE feat.Ninoもビクターm-serve(flying dogの前身)でしたし。

そして、図。左側がZABADAK新居昭乃さん周辺で、右がVictor m-serve(flying dog)周辺です。

f:id:AOI-CAT:20140902222252p:plain

もっと線が繋がらなかった。m-serveは作品ごと、プロデューサーごとで、外から多様なミュージシャンを引っ張ってきてた(る)印象です。

ポッパーむけ

まず、wacさんは沖井さんの大学時代(サークル)の後輩です。ちなみに常磐ゆうさんはwacさんの後輩です。

ポップンのジャンルで言うと、ネオアコ「(fly higher than)the stars/ SUGI & REO」がフリッパーズですね。

そしてスウェディッシュ「カモミール・バスルーム / 常磐ゆう」渋谷系っぽい頃のギターポップ

沖井さん自身が参加された曲もあります。ポップン13のグライド「空への扉 / CHARMAINE」が最初です。

ポップン14では男性ボーカルのSONIC BOOM「Break on Through / REUNION」ポップン16ではSMOOTH SOUL「Runnin' Away / 青野りえ」で参加されてます。

これまたwacさんの先輩で、元Cymbals土岐麻子さんも参加されています。初出はGuitarFreaksV&DrumManiaVですがポップンにも移植されて、ドリームゲイザー「Little Prayer」という楽曲です。

北川勝利(ROUND TABLE)さんもポップン20で参加しています。ラウンドポップ「ゼロ・グラビティ / 北川勝利(ROUND TABLE) & acane_madder」


【pop'n music 20】ゼロ・グラビティ - YouTube

以上、駆け足でしたけど簡単な紹介でした。

*1:主観的な話は歴史の話にすると抜け落ちがちなので、これはこれで興味深くはある

*2:Cymbals好きなので、ちょっと偏ってると思われる