ゆかり王国、王国民小話
10年後のゆかり王国
10年後のことは わからない
5年後のことだって わからない
3年後、武道館でまた公演があるのだろうか。
むかしhm3という雑誌に載っていたライブレポに「5年後ここに集った人はファンでいるだろうか」というような一文があったのを憶えている。
文意を説明すると、不安を感じさせない最高に盛り上がる楽しい「今」があるといった趣旨だったと思う。
その時から五年は経ってしまっている。 まだ ゆかりファン だ。
いつからファンになっていたのかというのは、意外とはっきりしている。
「田村ゆかりの はぁとのためいき」第2回放送からだ。
その放送を聞いて“落ちた”感覚がある。
「『ゆかり王国』飽きた!」って言えるような、ゆかりんの想いのまま、自由に出来たならいいのに。
いろんな「オトナのジジョー」があるのも、いろいろな方面からの期待があるのもわかっているけど、姫のお心のままにあれ、と思っているのです。
王国民について
王国民とは、田村ゆかりファンです?
正しくもあり間違いでもあり。
むかしは、「親衛隊」の怖いお兄さん達のことだった気がする。
いつのころからか、現世にあらわれた「ゆかり王国」(ライブ会場)に足を運んだ者すべてが王国民と呼ばれるようになった。
そして、今はファンのみんなを王国民と呼ぶようになった。
そんな認識です。
いわゆる親衛隊のような一部の人に向けられた特別な名前を、ファンのみんなに拡大してファン全体の一体感と特別感を醸成できたのってすごいですよね。
ゆかりんやスタッフさん、そして夢に乗っかるファンの奇跡的なバランスだと思います。
ゆかり姫とゆかりんと田村ゆかりさんは同じ人?
でも、ライブで歌っているのは「田村ゆかり」ちゃん。会場にいるのは「オーディエンス」。*1
でも、会場の幕間映像の主役は、メインは「ゆかり姫」の物語。
なので、田村ゆかりライブで“夢*2の力”が高まると現出するのが「ゆかり王国」だと思っておく。
簡単に言うと、17歳なのが「ゆかり姫」で年齢非非公表なのが「ゆかりん」こと「田村ゆかり」(ゆかり姫の中の人……中の人なんていないよ)かも。
王国民のすごいとされること
元々の親衛隊的な王国民は、こわい人とか、排外的とか、そんなイメージもありました。
いろいろあって、ゆかりファン全体が「王国民」としてちょっとした誇りをもって活動できるのは、普通のファンの皆さんが「王国民」を開かれた存在として育ててきた結果だと思います。
それから、良くも悪くもコールやオタ芸はモモイストが先輩格だと思っています。
そもそもコールやオタ芸に類するものは「やらなくても自由」なのです。
揃っているからいいとか、オプションです。
王国民は、単に良きファンたちを指した名前だと考える次第です。