「声優総選挙」と事務所と関係各社

声優事務所関連図

f:id:AOI-CAT:20170207014241p:plain

年明けに竹達彩奈さんが事務所移籍の報告をされました*1。「アセンブルハート」から「リンクプラン」とのこと。

それを見て自分は「どこがどこへ?」となったので、関係図を作っていました。

完成前に「人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP」がテレビ朝日で放送された*2ので、ランクインされた方を図に加えました。

先日の冬コミ女性声優島の傾向を調べた記事と比べても、違った傾向が見られます。

aoicat.hatenablog.com

便乗企画なのか【結果】ネットユーザーが本気で選んだ声優総選挙 - ニコニコアンケートもあったので、以下比較してみます。

最後におまけで、アニメイトブロッコリーブシロード・響の各社の関係がわかりにくかったので、こちらも図にしました。

所属事務所と総選挙

自分の観測範囲では、総選挙については大手事務所に依頼して投票を行ったのだろうと話されていました。

関連図からも読みとれますが、カバー範囲が広い大手事務所に依頼したように見えます。

まさか全ての声優業の方に依頼することも出来ませんので、それなりに妥当な範囲ではないかなと思います。

ただし、俳協から多くの大手事務所が独立して生まれたことは有名で、まずはその範囲からといった具合かもしれません。

「声優総選挙」と「ニコニコアンケート」

声優総選挙2017の結果に、ニコニコアンケートでもランクインされた方の順位をあわせて表にしました。

太字が両方ランクインされている方です。

順位(総選挙) 名前 順位(nico)
1 山寺宏一 1
2 野沢雅子 0
3 藤原啓治 0
4 沢城みゆき 3
5 関智一 0
6 田中真弓 0
7 高山みなみ 0
8 中尾隆聖 0
9 古川登志夫 0
10 大塚明夫 5
11 林原めぐみ 13
12 森川智之 0
13 柴田秀勝 0
14 諏訪部順一 23
15 三石琴乃 0
16 矢島晶子 0
17 榊原良子 0
18 小林清志 0
19 塩屋翼 0
20 千葉繁 0
21 日高のり子 0
22 神谷明 0
23 肝付兼太 0
24 三ツ矢雄二 0
25 平田広明 0
25 島本須美 0

下の表はニコニコアンケートの結果です。

順位 名前 割合
1 山寺宏一 5.1 %
2 石田彰 3.3 %
3 沢城みゆき 2.1 %
4 神谷浩史 2.0 %
5 大塚明夫 1.7 %
5 杉田智和 1.7 %
7 早見沙織 1.5 %
7 宮野真守 1.5 %
9 櫻井孝宏 1.4 %
10 佐倉綾音 1.3 %
10 松岡禎丞 1.3 %
10 悠木碧 1.3 %
13 田村ゆかり 1.2 %
13 林原めぐみ 1.2 %
15 若本規夫 1.1 %
16 会一太郎 1.0 %
16 小野大輔 1.0 %
16 中田譲治 1.0 %
16 中村悠一 1.0 %
20 釘宮理恵 0.9 %
20 子安武人 0.9 %
20 水樹奈々 0.9 %
23 雨宮天 0.8 %
23 諏訪部順一 0.8 %
23 東山奈央 0.8 %
23 花澤香菜 0.8 %
23 水瀬いのり 0.8 %
総選挙 62% 38%
ニコニコ 56% 44%

傾向の違いについて

ニコニコアンケートの方は、話しを聞いたときに単純な人気投票になるかと思っていました。

どちらの結果でもトップの山寺さん、4位・3位の沢城さんの強さが際立ちます。また、林原さんの安定した支持もみられます。

ニコニコ側は、ラジオ・ニコ生・ニコニコ動画といわゆる人気でほとんどが説明できそうです。

アニメ関連企業関係図

f:id:AOI-CAT:20170207214041p:plain アニメイトムービックが母体ですが、現在はアニメイトグループ傘下にムービックがいます。

ブロッコリーの「ゲーマーズ」は後にアニメイトと提携しアニブロを設立し運営していましたが、ブロッコリーアニメイトに株式を譲渡し小売から撤退、2014年にはアニブロがゲーマーズに商号変更しました。

ブシロードは元ブロッコリーの木谷社長が設立、響(初代)はブシロードのスピンオフ会社です。

C91 コミケ女性声優島の頒布物傾向

はじめに

去年の夏コミで作成したグラフの続編です。

aoicat.hatenablog.com

今回は各サークルの頒布物を確認して、メインの人は1pt、メインが二人なら0.5ptずつ、メイン以外で登場していれば0.25ptと数えています。

これは、サークルが複数の人を対象にした頒布物を作っていることも多く、単純に「ここは○○(個人名)サークルだ」と分けられなかったからです。

なお、今回は体調不良のため現地には行かれず、カタログ、circle.msTwitter、Webサイトのみの確認です。(どこにも情報の無いところは2つだけでした)

グラフと傾向

f:id:AOI-CAT:20170205231451p:plain

キングレコードキングレコードです。それからアニプレックス系とシンデレラガールズ。細かいことは細かくて「傾向」にはならないので、細かくは言いません。

田村ゆかり

1サークルで複数の頒布物を出すところが多く、ポイントが伸びています。*1

メインで「田村ゆかり」、その他で「水樹奈々」「堀江由衣」「やまとなでしこ」「神楽坂ゆか」といった具合でしょうか。

内容では最も「マンガ」「イラスト」が多く、創作系のサークルが他に比べて多いと言えるでしょう。

水樹奈々

イベントレポートが多く、このジャンルでは一番多い内容になります。

この方はライブレポートに衣装イラストが多い傾向でした。

マンガもそれなりに多かったです。

上坂すみれ

小説サークルが他と比べて多くありました。

イラスト・グッズ・レビュー、合同誌にイベントレポートなど割と多彩な内容が見られました。

その他

州崎西は、州崎綾さんと西明日香さんのラジオ番組です。ラジオ単体の頒布物があったのはこれだけだと思います。

ラジオでは「内山夕美」「種田梨沙」「高森奈津美」「シンデレラガールズ*2がいくつか見られました。

やまとなでしこは、堀江由衣さんと田村ゆかりさんのユニットです。ほとんどが「田村ゆかり」サークルの頒布物でした。

感想

大きなライブが無かったゆかりんが最大勢力のままだということに、少しばかりの驚きがありましたが、長いことやっているファンってそういうものかもしれませんね。

頒布物の傾向についてはイベントやライブが少なかったから創作系が多かったようにも思えたのですが、活動歴が長いほど創作系が増える傾向もあるみたいです。例えばTrySailはイベントレポートが多く、スフィアはSSやマンガ・イラストが増えています。

生データを置いておくので、眺めたり、この記事にツッコミを入れるのに使ってください。

女性声優島の状況 - Google スプレッドシート

*1:田村ゆかり個人本+ゆかり・なな本+グッズ、などの形態

*2:高森奈津美さんもシンデレラガールズですが、単独でラジオの比重が大きな頒布物があったので分けています

声優歌手デビュー レーベル・事務所マップ

松井恵理子さんがソロデビューされると発表*1があったのが2016年10月7日。

上田麗奈さんのソロデビュー*2発表は2016年9月24日でした。

山崎エリイさんの11月16日ソロデビュー*3発表が2016年8月24日です。

もう毎月のようにデビューが発表され、どこのレーベルも声優ソロを加速させていると身震いしています。

同じような動機でしょうか、一覧をまとめている方も見かけました。

huurai0.hatenablog.com

そこで、どこのレーベルが誰をいつデビューさせているのか表を作って一覧にしてみました。

例によって、d3.jsです。

  • 追記1:Flying Dogに「ワルキューレ」を追加。、Lantisに「Aqours」を追加。
  • 追記2:キングレコードに「水瀬いのり」「イヤホンズ」「佐藤聡美」を追加。
  • 追記3:ZERO-Aを追加、ZERO-A系を追記。
  • 追記4:タイトルを変更し、注釈を追加。
  • 追記5:タイトルを変更し、事務所マップを追加。
  • 追記6:デビュー数グラフを追加。感想を追加。

声優歌手デビュー レーベルマップ(2012年~)

  • 歌手として継続的に活動している・していたと思われる人
  • 上記にかかわらず、新規デビューの人
  • 私がカバーできる範囲のみ

※レーベルの傾向と活動や参加者の動向の目安に、作品ユニットなども一部入れています。

渡部優衣さんは再デビューの日付です。

年別デビュー数の集計

こう眺めてみると、Flying Dogと日本コロムビアが勢いを付けてきたのが見えてきますね。

声優歌手デビュー 事務所マップ(2012年~)

所属事務所はデビュー当時のものにしています。(わかるだけ)

事務所については、ホリプロの手堅さ、ミュージックレインスタイルキューブJTBが積極的に動いていそうなのがわかります。

他の事務所については、傾向と呼べるほど数がないので何とも言えません。

やはり、先に述べた一部を除いて事務所の方針や意向によりデビューという形は少ないのかも知れません。

インタビュー記事などを読むと「声を掛けていただいて」という形が多いような気がしますので、レーベル側のプロデューサーを調べていくと、何か傾向が見つけられそうな気がしています。

www.kasi-time.com

コミケ声優島の報告

コミケお疲れ様でした。女性声優島の様子が興味深かったので数えました。

カタログと現地の比較

カタログ

こちらは、カタログで名前が挙がっている方を数え上げた物です。 f:id:AOI-CAT:20160817021855p:plain

目視確認

こちらは、現地で新刊と思われるものの表紙を確認した物です。 f:id:AOI-CAT:20160817021905p:plain

カタログにあったスフィアが外れているのは、「スフィア・豊崎愛生戸松遥」に分散しているからです。

同様に「悠木碧」は本人とプチミレに、「田所あずさ」は本人とホリプロへ、「青木瑠璃子」は、アイドルマスターへ、「μ's」は三森すずこ徳井青空ミルキィホームズに分散しました。

おおむねカタログ通りの傾向でしたが、グループや評論系での取り上げ方によって変動が見られるようです。

サークル数が多かったもの

田村ゆかり水樹奈々堀江由衣

水樹奈々さんは、ライブレポ・衣装イラストが多かったです。

田村ゆかりさんは、コミック・イラスト・グッズも多く見られました。

堀江由衣さんは、いわゆるファンブックが多かったです。なお、「やまとなでしこ」の場合は、前述の「田村ゆかり」サークルと同様の傾向です。

ちなみに、2日目コスプレにおいて「内田彩アルバム衣装」のコスプレや「水樹奈々衣装」のコスプレを見かけて新しいことを知りました。

批評・評論

音楽・作品レビュー、イベント・ラジオレポ、ガイドブックを含んでいます。

音楽レビュー、新人紹介、統計、飲食店のガイドブック、ラジオガイド、など最も多様な所でしょう。

現地の状況

最も列が長かったのは、井澤詩織さん10周年記念のご本人写真本でした。2冊セットでサイン入りトート付。完全に島中かつ、申し込み時点では内容不明だったので現地のスタッフおよびサークルさんは大変そうでした。

なお、ご本人は会場内の別の場所でイベント参加されていて、スペースには不在でした。

また、事実上のアイマス関連が5つほどあったので、割と多いですね。

ミューレ(ミュージックレイン)は、スフィア・TrySailそれぞれでまとまっている感じがありました。

スフィアメンバーでは、高垣彩陽さんを評論等で取り上げている方が最も多く見られました。次いで、豊崎愛生さんですが、こちらは評論では無く創作系でしたの他にも創作系を見かけました

雑感

レコード会社系

まず、キングレコードの強さが目に付きます。

サークル数の多かった「田村ゆかり」「水樹奈々」「堀江由衣」、そして若手で勢いのある「上坂すみれ」、いずれもキングレコード(または元スターチャイルド)です。

スフィア・TrySailを擁するミュージックレインも、ある程度の数が見られました。

ラジオ

以前大きな勢力であった.lady(上坂すみれ小松未可子大久保瑠美高森奈津美三上枝織)は、番組終了からしばらく経ち、分散しています。

メンバーでは前述の「上坂すみれ」以外に「高森奈津美」関連サークルが多かったです。

ラジオ単独で目立っていたのは、州崎西(およびシーサイド)です。これは、番組およびパーソナリティの勢いからして納得のいく状況です。

今後の展望

Lady Go!!が終了して、後継番組であるFIVE STARSはまだ助走期間といったところでしょうか、今後が気になるところです。

なにより、スターチャイルドレーベルがなくなり一本化したキングレコードの今後が気になります。

田村ゆかりさん、小松未可子さんが移籍した現在、上坂すみれさんだけが快進撃を続けるかどうかわかりません。

ラジオについては怪気炎をあげる「あみあみ」、新たな可能性に満ちあふれるA&Gと今後の予想も付きません。

冬コミ(C91)では、一体どんな景色になるのでしょうか。

こちらからは以上です

ミリオンライブ!キャスト投票のVisualization

キャスト投票の推移が面白い

アイドルマスター ミリオンライブ!では、「CD&ボイスドラマ キャスト投票キャンペーン」が行われています。

いわゆるシンデレラガールズでの総選挙とは違って、投票券がガチャで貰えるタイプ*1ではないため、Pたちの駆け引きが繰り広げられているようです*2

駆け引きの起きる理由と、その動きについては次の記事などを参考にしてください。

ch.nicovideo.jp

こんな時はデータを眺めるに限りますね。

幸いデータはどなたかがTwitter botとして投稿してくださっていたので、それを利用します。

ミリオンキャスト選挙bot (@ml_castvote) | Twitter

「勇者」もつれ合う登り龍の如く

f:id:AOI-CAT:20160424210408p:plain

一番の注目は「勇者」役です。事実上「七尾百合子(H.N. lily_knight)」「望月杏奈(H.N. vivid_rabit)」のトップ争いです。

これを書いている時点で1位:杏奈(41,264票)、2位:百合子(41,055票)で得票差は209票です!

接戦の行方

接戦が続く「勇者」役と同じく、いくつかの役は数百票の差で1位争いが行われています。

  • 悪徳組長」役は、1位:木下ひなた(30,121票)、2位:徳川まつり(29,964票)で157票差。
  • 「用心棒」役は、1位:福田のり子(16,537票)、2位:北沢志保(15,721票)で816票差。
  • 「幼なじみ」役は、1位:所恵美(24,843票)、2位:佐竹美奈子(24,227票)で616票差。
  • 「転校生」役は、1位:島原エレナ(14,765票)、2位:篠宮可憐(14,373票)で392票差。
  • 「霊」役は、1位:北上麗花(21,231票)、2位:高山紗代子(21,027票)で204票差。
  • 「四天王」役は、1位:松田亜利沙(18,947票)、2位:横山奈緒(18,872票)で75票差。

競っていると伸びるのか

まずは、役ごとの最大得票数の推移を見てみましょう。

f:id:AOI-CAT:20160424212808p:plain

最大得票数が多い役は、上記の得票差が少なく競っている役が多いです。 逆にトップが固まりつつある役は、最大得票数も落ち着いている傾向があります。 f:id:AOI-CAT:20160424212854p:plain

なお、「部長」「お嬢」も2位が追いすがっているのか、2位が逆転されたかつてトップだったのか、最大得票数が多いです。

アイドル別最大得票数

各アイドルが獲得した最大の投票数を並べてみました。 f:id:AOI-CAT:20160424213457p:plain

得票数が少ないアイドルについては、忸怩たる思いのPもいらっしゃるでしょうが、「今回は合う役が無いから、次回に向けてどんな役がいいか」など前向きに話している姿を見かけるなどして、かなり担当毎に傾向が違うようです*3

今後の推移が楽しみですね。(私の投票行動は秘密です)

データ取得環境など

Elasticsearch 2.2.0 + Kibana 4.4.2

mapping

最初はnestedなデータ構造でindexを作成しましたが、Kibanaはnestedなデータを扱えないので、下のような構造にしました。

// nestedなmapping
{"mappings": {
    "voting": {
        "properties": {
            "ranking": {
                "properties": {
                    "vote": {
                        "type": "integer"
                    },
                    "name": {
                        "type": "string",
                        "index": "not_analyzed"
                    },
                    "rank": {
                        "type": "integer"
                    }
                },
                "type": "nested"
            },
            "dateTime": {
                "format": "yyyy-MM-dd'T'HH:mm",
                "type": "date"
            },
            "role": {
                "type": "string",
                "index": "not_analyzed"
            },
            "id": {
                "index": "not_analyzed",
                "type": "string"
            }
        }
    }
}}
//今回使ったもの
{"mappings": {
    "voting": {
        "properties": {
            "rank": {
                "type": "integer"
            },
            "dateTime": {
                "format": "yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss",
                "type": "date"
            },
            "vote": {
                "type": "integer"
            },
            "name": {
                "index": "not_analyzed",
                "type": "string"
            },
            "role": {
                "index": "not_analyzed",
                "type": "string"
            }
        }
    }
}}
curl -s XPUT myserver:9200/index_name -d @/path/to/mapping.js

Twitter Webページから取れる時間書式は悪夢だったので、data-timeというunix time値を取得しました。

なお、指定できるフォーマットはhttp://www.joda.org/joda-time/apidocs/org/joda/time/format/DateTimeFormat.htmlを参照。日付と時刻の区切り文字'T'を指定するのにカンマを忘れて詰まりました。

JSONデータ

{ "dateTime": "2016-04-18T23:14:14", "role": "お嬢", "rank": 1, "name": "周防桃子", "vote": 447}
{ "dateTime": "2016-04-18T23:14:14", "role": "お嬢", "rank": 2, "name": "二階堂千鶴", "vote": 320}

*1:ひとり最大100枚獲得できる

*2:このネットワーク越しの対人戦感覚を「これぞアイマス」と感じている人もいらっしゃるとか。

*3:担当アイドルに似る、特に志保Pは志保さんに似ている気がします

放課後のプレアデス「宇宙のミルフィーユ 可能性と魔法のソース SFを添えて」


TVアニメ『放課後のプレアデス』PV第1弾 - YouTube

放課後のプレアデスTV版、無事に最終話まで放映されまして、感想を書き始めて2ヶ月たってしまいました。

恒星のように輝く可能性、瞬くように去来する懐かしい思い出と少しの戸惑い、丁寧に念入りに素敵な魔法にかけられたようです。

このお話が繰り返しかけてくれた魔法を、ひとつひとつ噛みしめて、少しばかりのSFといっしょにふれていきたいと思います。

子どものころに見た光景

幼いころのすばるたちは、今も心に引っかかって一歩を踏み出すことを躊躇させるような出来事を経験しています。

そしてまた、エンジンのかけらが降り注ぐ流星雨を見ています。

それは、一歩を踏み出せないからこそ、未確定の可能性があるから見えたのでしょう。

まだ何でもないということは、何でもなれる可能性があること。

つまり、観測前の状態の重ね合わせは、どちらの可能性もあるし、選ばれなかった世界も存在する、ということです!

えぇ、私もわかりません。ですから、順を追って世界の謎を見ていきましょう。

未来の可能性と多世界解釈

シュレーディンガーの猫という思考実験を知っていますか? 「量子力学」で「波動関数」が「収縮」することについての思考実験です。まだまださっぱりわかりませんね。

これは、会長の言っている「何者でもないものが広い可能性を持っている」ということに繋がっています。

要約すると次の通りです。 電子は重さや負の電荷を持っています。また、スピン自由度というものも持っています。 このスピンは上向き・下向きのスピンという2つの状態があります。 そして、電子はこの2つの状態を同時に持つことができます。 この電子の状態はいったい上下どちらのスピン状態かわかりません。観測するまでは。 観測すると重ねあった状態がどちらかひとつに確定します。

ここで会長が、第3話「5人のシンデレラ」で言っていたことを思い出してみましょう。

(冒頭にて)

僕が協力者として君たちを選んだのは、君たちが可能性の塊だからだ。 君たちは、様々な可能性が重なり合ったまま、まだ何者にも確定していないどっちつかずの存在だ。

(終わりに)

現実の君たちが何者でも無ければ無いほど、僕はその可能性を君たちの力に変える。

まだ確定(観測)していない状態は、どちらの可能性もある状態。 今を確定すれば未来は決まる。 すばるたちは、まだ何者でもないから、未来はまだ決まっていない。可能性に満ちあふれている。 未来を決めると言うことは、今を確定させることだ。 「未完成は可能性」ということなのです。

量子力学は非常に小さい粒子を扱う学問の領域なので、人間サイズに直接当てはめるのものではないです。 そして、人間の決断や意志というものとは関係ないように見えます。 おもしろいことに、観測することによって状態が収束して確定するという現象は人間が観測することが欠かせません。 観測して認識することができるのは人間(を含む知的生命体)だけですから。 魔法のような科学と、科学のような魔法、この作品のSFでファンタジーという形が現れていますよね。

さて、2つの可能性が同時にあって観測して1つに確定したというとき、もうひとつの可能性はどうなったのでしょう。 もうひとつの可能性が観測された世界が存在する、それが多世界解釈です。 すばるたちが集めていたエンジンのかけらは、可能性によって分岐した世界を部分的に選び代えるものなのでしょう。

参考

www.kyoto-su.ac.jp

魔法とSF

光速を超える情報の伝播は存在しないし、もちろん、物体も光速を超えて移動しない。

だから光が届いて星の終わりを告げるより早く、その姿を目の当たりにしたり、半年後に起こるそれを記憶したままに半年経つ前の世界に戻ってくることは、因果律の破れであり、一種のタイムトラベルです。

SFを突き詰めた先に、あり得るはずのない優しい世界を見せてくれる、優しさは魔法です。

全員で半年後にななこの居た位置に旅していたという世界を選び、同時にだれも旅していない世界も選ぶ、だれも思い出を失わない世界、これがエンジンのかけらが見せてくれた魔法なんです。

こうやってSF要素を読み説いていくと、作品のテーマや構造を読みとっていくことにもなったようです。 魔法もSFも丁寧に世界と物語に繋がっています。

繰り返しはミルフィー

最終話では、すばるたちが選んだ世界で、再び物語がはじまります。 同じことの繰り返しのようで、自分たちが選んで一歩を踏み出した世界です。 それは今までのストーリーで、それぞれがそれぞれの悩みを持ち、繰り返すように彼女たちの思いや決意が語られたのと同じです。

新しい物語がどのように進んでいくかは、私やあなたや彼女たちそれぞれ次第でしょう。もしかしたら、ある一瞬は、いつかの放課後に集まったすばるたちの思い出と一緒かもしれません。 わたしよわたしになれと、彼女たちが彼女たち自身らしくあることで、未来を自分で選びとる。それが同じように暖かい世界を形作りもし、見えなかった世界を照らしもするでしょう。

彼女たちの踏み出す未来への一歩を、星が見守り導いてくれますように。

宣伝をかねて、OPとED

本編を見て、いちいちOPやEDの歌詞のつくりに感動していました。むしろ、最大のネタバレ要素といえます。それほどまでに作品に寄り添っていると、話数を進めるたびに思いました。

鹿乃/「Stella-rium」<初回限定盤> CD+DVD (2枚組) TVアニメ「放課後のプレアデス」オープニングテーマ

何にもないなら何にでもなれるはず

というのは、可能性のはなしそのものです。

fragments(高森奈津美、大橋歩夕、立野香菜子、牧野由依、藤田咲) /「ここから、かなたから」 TVアニメ「放課後のプレアデス」エンディングテーマ

お話しに合わせて1番、2番を変えるアニメは、演出に丁寧さを感じて好きです。

贅沢な自由をもてあます

という言葉には3話の会長の言葉

生まれ落ちた瞬間から、何の可能性も選択肢も持たない者もたくさんいる。

そして、みなとくんの話ともかぶってきますね。

さあ帰ろう、巡り合うために、またいつか

中学生

昔話で自分語りの話です。

すばるたち、そしてみなとくんは中学生です。

みんなと同年代の人に見てもらえたら良かったな、ってそれだけが少し心残りです。

児童書としてのシリーズ展開*1があるようなので、今後の展開も少しは期待していいのかな?

むかし、電プレの奴でエターニアのメルディ&キールが「中学生恋愛」って言われてて、このシチュエーション基本的に大好物なんです。

すばるは「肉食系」なので、ちょっと色が違うんですけど、ずっときゅんきゅんしてました。

趣味嗜好としてはインパクトが無いか市場が小さいのか、あんまり見つけられてないので、プレアデスでしばらく戦えますね。

シンデレラガールズを見るのに必要なたった3つのこと

まえがき

みなさま、おはようございます。

アニメ「アイドルスターシンデレラガールズ」をご覧になって、「こんなにたくさんのキャラ出てきてもわからないよ!」と思っていませんか。

周りを見れば「あそこにもここにもアイドルがいる」とおっしゃる方までいます。

そんなあなたに、ここでは、注目するところは各話3人だけだということをご紹介します。

第1話

f:id:AOI-CAT:20150120003305j:plain

第1話は、満点笑顔の島村卯月、「笑顔です」のプロデューサー、そして渋谷凛の3人だけ憶えておけば大丈夫です。

f:id:AOI-CAT:20150120003306j:plain

もし余裕があるのなら、「本田未央」ちゃん。卯月・凛・未央の3人トリオで覚えておいて下さい。

そして、冒頭ライブシーンセンターのアイドル。まだ名前は出ていませんが、ちょっと記憶に留めておいた方が良さそうです。

第2話

f:id:AOI-CAT:20150120003307j:plain

1話の最後に出てきていた「本田未央」、いきなりの登場です。彼女、1・2話で5回「本田未央」と名乗っていました。さすがにお名前憶えていただけましたよね。

そして城ヶ崎姉妹。妹が金髪の莉嘉、姉がピンク髪でカリスマ女子高生GAL美嘉。美嘉は卯月たちと違う部署ですが唯一「名前テロップ」で紹介されています。

以上で2話の3人です。

f:id:AOI-CAT:20150120003309j:plain

シーン的には1話ライブセンターだった高垣楓さんをプロデューサーが目線で見送るところと、城ヶ崎姉妹の仲よしっぷりを憶えておきましょう。

f:id:AOI-CAT:20150120003308j:plain

ちひろさんは今後ちょくちょく出てくるはずですし、シンデレラプロジェクトのメンバーは、お当番会の話で掘り下げられるでしょうから、今はなんとなく憶えておくだけで大丈夫でしょう。

P向けの話

この記事はシンデレラを見始めた友人のために書いたのですが、そのために「今は」深く憶えて無くてもいい所とした理由などつらつら書いておきます。

なお、友人は「(ニコニコの)コメントで盛り上がっているのが気になるけど、オレはわからんことが多くて気になる(内輪受けなのか?)」「キャラクター多くて(はまると)困る」といったニュアンスの話をしていました。

ブルーナポレオン

第2話時点で最大の驚きである、上条ちゃんと千枝ちゃんに声が付いて注目すべき所ではあります。

マジックアワーやデレラジへのゲストといった動きを見るに、アニメを絡めつつもゲームなどへの活動を活発化させるんじゃないかと思っています。

1話の雑誌インタビューが映ったり、川島さんだったり、ちょっと細かく注目している人への導線でしょう。

ウサミン

事前のプロモーション映像に登場しているけれど、先輩メンバーでもなさそうなので、本編への絡みがあれば別に導入があるだろうというところ。

楽曲

楽曲の「予習」はいらないと思っています。

むしろ、楽曲の生まれる物語を描いてくれるんじゃ無いかと期待しています。

タイミング的にそこでちょうどベストがあるはずなので、アニメが楽曲の最高のプロモーションになるようなことがあれば嬉しいです。

以上です。